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投稿者:
2007/12/26 11:56
2007年12月26日
大阪営業所 建物管理グループ M.K
私が当社に入社して、はや1年が経過しようとしています。当社での業務は、以前勤務していた銀行の管財業務によく似ていて、そう違和感なく飛び込むことができました。
さて建物については、その資産価値を下げずに、できる限り長期間にわたって維持することがベストでしょう。しかしながら、手を入れていても徐々に劣化し、当然いつかは建築・設備の更新が必要となります。即ち投資が必要です。そこで平素から定期的に建築設備内容の耐用年数等を考慮した上で、リニューアルを計画し実践することになります。ただ、そのプロジェクトが黒字か赤字かで、対応方法に微妙な差が生じてしまうのです。
建物の維持管理は、黒字・赤字に左右されるものであってはならず、純粋に建物資産の価値を継続させることです。建物担当としては、そこが最大のジレンマ。赤字の場合、しかたなく小手先の修繕で済ませてしまうことも、残念ながら多々起こってしまいます。しかし、原点にかえることがやはり大切なのではないでしょうか?
建物所有者の立場からは、当然少ないコストで建物を長く継続させたいと思われるでしょう。そのため不十分な対処で、かえって将来に余計な費用が必要となるケースにもしばしば遭遇し、もう少ししっかりとした工事をしてもらっていればと、嘆息をつくことも稀(まれ)ではありません。特に収益が少ないプロジェクトでは、大規模修繕に否定的な見解が多いのも事実です。だからといって手をこまねいていては取り返しがつきません。多少費用を掛けても思い切った対処を取ることが、健全なビル経営につながりむしろ収益を安定させるはずです。
いかに所有者(委託者)に工事の重要性を納得していただくか。これが、建物担当者の知恵の出しどころです。所有者の立場で物事を考えて建物の保全に当たることが大事であり、その熱意があれば何事もできないことはないと思っています。
今後も、この考え方を前提に業務を遂行して行きたいと思います。
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