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プロパティマネジャーの日常を公私ともに綴ったブログ。

10 01

投稿者:
2008/10/01 12:40

08/10/01
PM第1事業部建物管理グループ F.T

昨年、長年の夢であったエジプトに夫婦で行ってきました。ピラミッド・神殿・王墓等、今から4千年前の建造物もあり、感動しながら見て回りました。これまでも様々な画像で見てきていますが、実際に目の前にすると重量感や、本来見えない時間の存在さえも感じることができました。ナイル川沿いの神殿は、紀元前にはエジプトの神々を奉る神殿、紀元後からはキリスト教の教会、その後はイスラム教のモスクへと変遷して使われてきたそうです。今日でもそのまま使用できると思われる建物も数多くありました。
現代の建物の多くは、生産や生活に使うことを目的として作られるものがほとんどです。築40年ともなれば、大型改修や建て替えを検討しなければなりません。何百年、何千年と使い続けられているエジプトの宗教的建造物とは比べられないまでも、あまりの年月の違いに“建物の寿命とは何だろう”ということを考えさせられました。
私は建設会社で35年間建物を作る仕事に従事した後、当社で建物の維持管理を担当してちょうど2年になります。管理している建物の中には、経済効率から10年で解体されたものや、築40年に至って建て替えが検討されているものもあります。近年、日本では100年コンクリートの建物や、1000年コンクリートの研究が行われていますが、建物の構造的な耐久性はもちろん、耐久性と機能性とのバランスも要求されます。どちらかひとつでも欠けたとき、または資産価値から考えた場合、建物の寿命はどのように計っていくのだろうか。委託者によっても考え方が様々だと思います。
最近、「今の建物を建てるときの様々な事情から強い思い入れがあり、この建物は自分の分身であり大切に扱ってほしい」と言われたことがありました。このような委託者は、できるだけそのままの姿で活用されることを願っています。
今後も建物の寿命を少しでも長くすべく、建物の維持管理とは何だろうか、どうすることが良いのかを考えながら仕事をしていきたいと思います。

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