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投稿者:
2008/10/31 18:17
08/10/31
PM第1事業部運営第1グループ S.M
カナダでほんの一時、留学をしていたことがある。その時のホストファミリーは住んでいた家を売り、新たに大きな家を買った。買った家は中古だったが、自分たちで改装し、自分たちの好みの家にしていた。日本では既に出来上がった新築住宅が好まれるが、カナダでは違った。あるアメリカ映画にも、マンションを買って自分好みに改装し、結果すばらしい家にした、というワンシーンがあった。
私は今、賃貸アパートに住んでいる。家具やカーテンを好みの物にしたものの、結局は家に合わせて生活しているのだと思う。間取りや窓の位置、細かく言えば扉の素材など気になる点はいくつもある。それは生まれ育った家とは違い、住んでみて初めて気づくことだった。
新築のビルは、過去のデータや現在のトレンド、テナントの志向を踏まえ設計されているため高額賃料を得ることができる。一方私の担当するビルは、築20年以上のビルがほとんど。そのため高額賃料を得られるかどうかは、テナントがどれだけ高い満足度を感じているかによる。そして、テナントからの意見や要望には、賃料改定をスムーズにさせる大きなヒントが隠されていることがある。
築20年以上のビルには、人間と同じように歩んできた歴史や個性がある。人間一人ひとりと付き合うようにビルとも付き合い、ビルを理解し、その個性や価値を上げていくことがプロパティマネージャーの仕事の面白さだと感じている。
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